小学生になると学校に一輪車が置いてあります。
よく小学校や公園で一輪車に乗っている子どもの姿を見かけますよね。
放課後やお休みの日も練習したいから「一輪車を買って欲しい」と子どもにお願いされる方も多いのではないでしょうか。
一輪車の上達に欠かせないのが、その子にぴったり合ったサイズ、種類の一輪車を選んであげることです。
私は2歳半(12インチ)から一輪車を始め、一輪車の競技大会に15年出場し、これまで獲得したメダルは500こ以上、世界チャンピオンになったことがあります。
自分では10台以上一輪車を所有しており、成長と共に買い換えてきました。
一輪車の「サイズや種類」の紹介、「練習場所や年齢、一輪車の面白さ」についてもお伝えしていきます。
自分やお子さんにぴったりの一輪車を選んで、楽しく練習したり遊んでくださいね。
一輪車の種類はスポーク製とプラスチック製の2種類
一輪車はブリヂストンやミヤタなど様々なメーカーから販売されています。
本体のカラーやサドルの持ち手の有り無しなど違いは細かく、それぞれ特徴があります。
その中でも特に選ぶ際にポイントとなる大きな違いが車輪の中の素材です。
一輪車の車輪の素材はスポーク製とプラスチック製(樹脂製)の2種類です。
まずこのどちらにするかを大まかに決めていきましょう!
乗る人の好みや使い方によってどちらが良いかを選びましょう。
<スポーク製>
自転車と同じ形態のもの。
車輪の中が一本一本の棒状のアルミ製などのパーツで組み立てられているもの。
- 乗りやすさ、車輪の回転のしやすさが優れている競技用タイプ。
- 子供用から大人用まで幅広いサイズ展開がある。
- すでに一輪車に乗れていて、もっと上手になりたい方にオススメです。
- 一輪車の支柱であるホークの肩(タイヤの上部分)が90度設計
↪︎そのため、走りながら片足を乗せて走る、片足走行やタイヤ乗りなども可能。 - ただ乗るでだけではなく、少し練習すれば様々な技にも挑戦できるのが良いですね。
<プラスチック製>
車輪の中がカラフルなプラスチック製のもの。
- お友達と仲良く乗ったり、遊びで使いたい方向けです。
- 好きな色やデザインを選べる。
- とにかくお手頃価格!
- ↪︎そのため、お子さんやお孫さんへのプレゼントにも良いですね。
- 遊びの中で運動が取り入れることができる◎
- 今まで乗ったことがなく、これから一輪車に挑戦してみたい方にオススメです。
実際のところ、乗りやすさはスポーク製の方が上です。
もし本格的にやるのであればスポーク製をオススメします。
ただこれから挑戦してみたい方は値段もお手頃なプラスチック製でデビューして様子を見ても良いかもしれません。
大人用でしたらスポーク製にしましょう。
使う用途に合わせて、自分に合った一輪車を選んでみましょう。
車輪の大きさはどのくらいを選んだら良いの?
一輪車のサイズの目安
身長に合わせて、適性のサイズで練習することが上達への近道です。
またサイズが小さすぎたり大きいとケガの原因になってしまいます。
適性のサイズのものを選ぶようにしましょう。
メーカーから18インチも販売はありますが、競技では18インチは使わないので、16インチが小さくなったら20インチに買い替えるのがおすすめです。
タイヤサイズ | 身長 | 年齢(目安) |
12インチ | 90〜100cm | 3−4歳 |
14インチ | 100〜110cm | 4−5歳 |
16インチ | 110〜140cm | 5−8歳 |
18インチ | 120〜145cm | 7−9歳 |
20インチ | 125〜170cm | 8−17歳 |
24インチ | 155〜185cm | 12歳以上 |
車輪の素材とインチは選んだけど、まだまだたくさんの一輪車があってどれにしたらいいか迷うなぁ
次に注目して見てほしい箇所はサドルの形です!
サドルの持ち手の有り無しを選ぼう
一輪車のサドルの形状は二種類あり、持ち手があるものと持ち手が付いていないものがあります。
一般的に、サドルの持ち手があるものが競技用(レース部門)で外で乗る用。
サドルの持ち手がないものが演技用(技など)で室内用として使われています。
一輪車の練習場所は?
一輪車を選んだら、実際どういった場所で練習するのが良いのかな?
一輪車は地面に一点で接触していて衝撃がダイレクトに体に伝わるため、下が凸凹していると上手く乗ることは難しいです。
凹凸のない、車通りのない場所を選びましょう。
地面は土よりコンクリートの方が乗りやすいです。
校庭のような小石などがなく固い土の地面でも乗りやすいと思います。
転んだ時の場合も想定し、周りにぶつけたら危ないものがないかも含めて安全な場所を見つけましょう!
屋外でしたら
↪︎公園、河川敷、校庭、競技場
室内でしたら
↪︎体育館 などがオススメです。
何歳から一輪車は乗れるの?
小学校での一輪車普及もあり、小学生から始める子は多いですが、未就学児でも十分挑戦可能です。
子どもとのコミュニケーションや乗り方など、教えたことの理解力を考えると3~4歳頃から始めるのが良いかもしれません。
年齢が低いと乗れるまでに時間はかかりますが、小学生や大人であれば3日~1週間ほどで乗れる人もいます。
私は上に兄弟がいて一緒に乗りたかったので、2歳半頃から練習し3歳で乗れるようになりました。
自転車より先に練習したので、自転車より一輪車の方が早く乗れるようになりました。
三輪車やストライダーなどのように一輪車も成長のステップアップの中で取り入れることで、体幹が鍛えられ、運動能力の向上に繋がります。
一輪車の乗り方のコツはこちらで解説しています。
小学生が乗ってるイメージが強いけど、未就学児でも挑戦できるんだね!
一輪車の面白いところは?
そうだね。
一輪車は乗れたらさらに色々な技に挑戦できるところが面白いよ。
『一輪車に乗れたら挑戦したい技』はこちらで解説しているよ。
乗れるようになるまでには何度も転んで失敗して、考えての繰り返しです。
それでも諦めずに挑戦し続ければ必ず乗れるようになります。
そしてその過程を親子で楽しめるのが一輪車の良いところです。
難しいからこそ乗れた時の達成感は子どもの記憶に一生残る成功体験として、子どもに自信をつけてくれます。
『挑戦することの大切さを知ってもらいたい』『諦めずに最後まで努力する強い心を持って育ってほしい』『コロナ禍でも子どもに楽しく遊んでほしい』とお思いでしたら、一輪車はとてもオススメな遊び、スポーツです。
もしお子さんが一輪車や運動に興味があれば、ぜひ一緒にチャレンジしてみて下さい。
ベストセラー1位の『プラスチック製』一輪車はこちら
メーカーはブリヂストンで5つ★評価中4、4です。
カラーはグリーン、ピンク、ライトブルー、ラベンダー。
乗りやすさ抜群『スポーク製』は大人も子供にもおすすめメーカーはブリヂストンで5つ★評価4、4一輪車協会認定品。カラーはダークグリーン、ピンク、ブルー。