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要約・感想『最強のひと言』人生が変わる41個の伝え方がある!

最強のひと言 ビジネス本

早川諒さんが2023年4月17日にビジネス本「最強のひと言」を出版。
仕事で役立つビジネス本を探していて見つけた良本!
今までの苦労や経験から出てきた言葉がたくさんつまっていました。

伝え方を変えたら人生が変わった!!口ベタでも、人見知りでも、誰でもこの “たったひと言”で仕事も人間関係もうまくいく。

最強のひと言 帯抜粋

話をするのが得意ではない私にとって、実践ですぐに使える内容がありました。
なぜなら、具体的なシーンと共に41個もご紹介しています!
自己紹介、プレゼンテーション、セールスなどあらゆるビジネスシーンで役立つ”最強のひと言”を読んだ感想をお伝えします。

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『最強のひと言』作品情報

最終学歴は中卒ながら30歳で独立起業し、7社を経営するまでに実業家として成功した早川諒さんの『最強のひと言』の作品情報を紹介します。

基本情報

タイトル最強のひと言
著者早川諒
出版社ゴマブックス株式会社
ページ数234ページ
出版年月日2023年4月17日
定価1,650円(税込)

伝え方の具体的な例が41もある「最強のひと言」が詰め込まれているビジネス本です。

Hiro
Hiro

60~90分あれば読めるページ数

私は紙の本が好きなので、書籍で読みました。

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『最強のひと言』まえがき

大きな問題というのは、ある日突然大きくなって訪れるのではなく、日常のちょっとした、伝えるべきタイミングで伝えるべきひと言を伝えられていないことの積み重ねによるものがほとんどなのです。

早川諒「最強のひと言」まえがきより

まえがきに書かれていることの言葉。
私も思い当たることがあり、とても共感しました。

Hiro
Hiro

日常のちょっとした言い回しで失敗することが多いんですよね…

さあ、ここから本篇の感想に入ります。

『最強のひと言』の感想・要約

41の具体例とシーンの中から個人的にグッときた響いた5ポイントをピックアップして本書の魅力を伝えていきます。

chapterタイトル
自己紹介
プレゼンテーション
人間関係
セールス
モチベーション

読んで終わりではなく、すぐに実践してみよう!という内容が満載です。

chapterⅠ.自己紹介

「素敵な機会をくれた○○さんに、心から感謝します」-人を巻き込み一体感を創る

chapterⅠ.『自己紹介自分の魅力を最大限に表現するひと言

chapterⅠでは自己紹介の伝え方について解説されています。
その中でも、自己紹介では自分の話ばかりしてしまいがちですが、感謝を伝えることの重要さが描かれていて響きました。

Hiro
Hiro

話の構成の「I→YOU→WE」として話せるように使ってみます!

他にも相手に覚えてもらう自己紹介の方法や数字を入れることによる効果など、たくさんのコツがあります。
使いたいときに読み返して実践で使える本だなという印象を受けました。

  • 話をするときの構成は、「I→YOU→WE」を意識する
  • 普段の仕事や人間関係も、自分の事だけではなく、相手や周囲の事を考える
  • 個人名を挙げて感謝の言葉を伝えることで、自分事として聞いてもらえる

chapterⅡ.プレゼンテーション

プロフェッショナルにも色々な定義がありますが、「顧客のなんとなくの意見や要望を、最高の結果に変える人」というのが僕の中の1つの定義です。

chapterⅡ.『プレゼンテーション聴く人を強く惹きつけるひと言

chapterⅡではプレゼンテーションをベースに聴く人を強く惹きつけるテクニックが書かれています。
ストーリーを伝える重要性、間を取ることで伝わるテクニックなど実践で使えるものが多い章。
その中でも、プロフェッショナルとしてどう魅せることがよいのか書かれていた考え方に共感しました。それは…

  1. たとえ、ときに顧客の意向に反することでも、プロとしての率直な意見や見解を伝える
  2. その根拠を説明する
  3. 相手の意見を否定するときは、その意見を上回るプロとしての意見を出す

この3つを伝えることで、相手は期限を損ねるのではなく、信頼されることがほとんどです。

Hiro
Hiro

職場のメンバーにコツを伝える時にとても参考になる内容が満載だと感じた章でした


なんとなく仕事をしていて、このパターンでやれば相手に伝わると思っていたことが、文章化されていることでスッと自分の中で腑に落ちました。

  • お客様のなんとなくの意見を、なんとなく肯定しない
  • 表面的に意見をあわせても結果が出なければ関係は続かない
  • ときに否定してでも、プロとしての見解を伝えるのが良好な関係の築き方

chapterⅢ.人間関係

期日ギリギリに100点のものを出そうとする部下と、その期日ギリギリにダメ出しをはじめる上司との闘い

chapterⅢ.『まだ30点の出来なのですが結局、コミュニケーションは早さと細かさ

chapterⅢでは人間関係についてのテクニックが解説されています。
その中でも、上司と部下のコミュニケーションでよくあるイメージが合っていない問題がとても共感できました。
よく見せたい部下にとってはできるだけ作ってから見せたい気持ちはとても分かります。

Hiro
Hiro

上司が求めているのは資料の完成度じゃないんですよね

上司が心配しているのはお願いしたことがきちんと伝わっているのか、方向性が間違っていないのか。
そこなんです!
「早めに出して意識合わせしよう」という伝え方ではなく、30点の出来でいいので前倒しで出して!という表現で使っていきたい思いました。

  • 締め切りギリギリまで自分1人で頑張るのではなく細かく上司に確認する
  • 30点の出来でいいので、期日を前倒しで提出する
  • 一度見てもらうことで、双方が一致したゴールを目指せるようになる

chapterⅣ.セールス

お客様や商品によって、申し込まないことによるデメリットがもしあれば、それが一番刺さるポイントとなるので、購入することのデメリットの無さとセットで、むしろ購入しないことで想定されるデメリットをお伝えしましょう

chapterⅣ.『デメリットは特にないですよね?やる理由があるよりも、”やらない理由がない”が強い

chapterⅣではセールストークやセールスライティングのテクニックが解説されています。
「AのあなたがBになれます」やプラスアルファのひと言など、使えるテクニックがたくさん書かれています。
営業や部下がいるひとは学んだ方が良い内容だと感じました。

Hiro
Hiro

具体例と一緒に書かれているので、実践で使いやすい!

その中でも、メリットを押し出すだけでなくデメリットがないということが効果的になる。
正直、プロスペクト理論って初めて聞きました…
デメリットの効果的な見せ方について考えさせる内容。
一押しするひと言として、効果的に使っていこうと思います。

  • プロスペクト理論では、人には損失回避性があるという研究結果が出ている
  • メリットが大きいよりも、デメリットがないことで人は安心して即決できる
  • 重い決断を迫るような伝え方にならないように気をつける

chapterⅤ.モチベーション

給料が上がるわけでもない。何をモチベーションに頑張ればいいのかわからない…

chapterⅤ.『モチベーション下げてる場合じゃないでしょう、凄いことをやっているんだから視座が仕事を決める

仕事を続けているとモチベーションが下がる時はあります。
一緒に働く人たちを見ていても、明らかにモチベーションが下がってしまっている人を見かけます。
少し視野をずらして、違う考え方をするだけで全く変わるのです。

教わるのではなく、自ら考え行動して成長できる

仕事をしているということは、誰かが喜ぶことをしているのだから対価として給料をもらっています。
つまり、みんな凄いことやってるんですね。
自分の目の前の仕事だけではなく、未来を考えるだけでやりがいが見えることがあります。
そんな前向きになれる言葉がたくさん書かれています。

  • 自分の仕事が生み出す未来を考えることで、不変のやる気で仕事ができる
  • 教える立場の人ほど、自分が生徒であり続けることが大切
  • 未来をともに描き、その人の心に灯をともすことができるのが、偉大な教師

『最強のひと言』の目次一覧

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ChapterⅠ:『自己紹介』自分の魅力を最大限に表現するひと言

1. P20「セブ島で0円留学を経営している早川です!」-覚えやすさと希少価値
2. P25「3人で立ち上げた会社を250人規模に拡大しました」-自分を表現する数字を持つ
3. P31「僕は中卒です」-弱みを個性に変えるひと言
4. P37「素敵な機会をくれた○○さんに、心から感謝します」-人を巻き込み一体感を創る
5. P42「その後、大失敗しました」-人は転がり落ちる話が好き
6. P46「僕を採用すると会社の売り上げが上がります」-相手のメリットを考え抜く
7. P51「このような想いで、私たちは会社を立ち上げました」-チーム全員が、WEで会話できるか

ChapterⅡ:『プレゼンテーション』聴く人を強く惹きつけるひと言

1. P56「こんにちは!」-全体の空気管を創り出すひと言
2. P62「1分だけ僕にください!」-一瞬で全員の視線を惹きつける
3. P66「でも、皆さん頑張ってますよね?」-街頭演説で学んだ、通りすぎる人の心を掴む術
4. P70「歌う前に、お伝えしたいことがあります」-感動が10倍になる!ストーリーテリング
5. P74「僕は断然Bですね」-10人中9人がAでも、たったひと言でBに変えられる
6. P79「セブ島NO.1のコールセンターです」-おもしろいように仕事が取れたひと言
7. P84「今日皆さんに伝えたいこと、それは!」-”間”の位置を変えるだけで相手の心に残る
8. P90「その髪型だと、似合いませんよ」-プロフェッショナルは、否定することで信頼を勝ち取る

ChapterⅢ:『人間関係』信頼を築き上げるひと言

1. P96「えー!めっちゃおもしろそう!」-たった1人のたったひと言が、僕の背中を押してくれた
2. P103「あいつは、実はすげー頑張ってるんだよ」-陰口の対義語“陽語”こそが、周囲にポジティブな影響を与える
3. P109「37ページ目の3行目が良かったです」-ただの”良かったです”では絶対に人の心は掴めない
4. P115「率直にお伝えすると」-言いづらい、でも言わなければいけないときは、この一言
5. P120「じゃあ、どうする?」-思想と行動を創る言葉の習慣
6. P125「現実的に」-断りづらい、でも断りたいときは、このひと言
7. P130「まだ30店の出来なのですが」-結局、コミュニケーションは早さと細かさ
8. P134「今日はセブの話をするために来ました」-空気は読むのではなく、創るもの

ChapterⅣ:『セールス』売れるひと言

1. P142「AのあなたがBになれます」-売る商品はいつだってお客様の未来
2. P147「3名様限定です」-売り込まなくても、仕組みが勝手に売ってくれる
3. P150「たとえば、購入頂くとするじゃないですか?」-頭の中で絵が描ければ、人は買う
4. P154「なぜなら」「しかも」「つまり」「代わりに」-”結論から話す”では足りない。その先のひと言が運命を分ける
5. P160「みなさん喜んで頂いています」-最高の安心感を与える即効性の言葉
6. P162「2つに分けておもちしましょうか?」-常にプラスアルファのひと言を考える
7. P166「デメリットは特にないですよね?」-やる理由があるよりも、”やらない理由がない”が強い
8. P169「・・・」-沈黙こそが相手の意思決定をつくる
9. P173「ちなみに」-トークは構成が最も重要
10. P179「絶対にやったほうがいいと思いますよ」-強い言葉と丁寧な口調のハーモニー

ChapterⅤ:『モチベーション』不変のやる気を生み出すひと言

1. P186「仕事は、何をやるかではなく、誰とやるかでもない」-HOWで考える一生続くモチベーションの創り方
2. P192「世界一、社内でありがとうが溢れる会社へ」-やりがいは、言葉で創り出される
3. P197「すっごく色々悩んだんだけど」-人はプロセスを知ることで納得して動く
4. P201「お前がお前の達成を諦めても、俺がお前の達成を諦めない」-言葉で背中を見せたひと言
5. P206「ここだけ直してほしい」-より良い未来に向けた次のアクションを起こせるひと言
6. P210「モチベーション下げてる場合じゃないでしょう、凄いことをやっているんだから」-視座が仕事を決める
7. P215「なんだかよくわからないけど、やりましょう」-決意と覚悟が伝わった言葉
8. P221「大丈夫ですよ、社長」-最も苦しかった時期を救ってくれたひと言
P227おわりに
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