遊びながら体幹を鍛えることのできる、一輪車。
休み時間や放課後の遊びとして、長い間小学生の女子を中心に人気を集めています。
一輪車で遊ぶならただ乗るだけでなく、簡単にできる技にも挑戦したいですよね。
しかし一輪車練習方法やコツはなかなか身近で教えてくれる人がいないので、上達が難しいです。
そこで元世界チャンピオンの経歴を持ち、一輪車検定ではエキスパート2級。500以上のメダルを獲得してきた私が一輪車で挑戦できる技の第二弾として技!入門編をご紹介します!!
様々な技に挑戦することで、運動能力向上や成功体験も簡単に積むことができます。
本記事を参考に、親子やお友達と一輪車で楽しく遊んでくださいね♪
前回好評だった初級編のさらに初歩的な技について今回は解説していきます。
▶️[元世界チャンピオン解説] 一輪車に乗れたら挑戦したい技3選〜初級編〜VOL.1
一輪車で挑戦できる技っていくつあるの?
一輪車は子供の教具や遊びで広く使われていますが、一方スポーツ競技として確率しています。
技の評価として、検定や演技大会が開催されており、習得できる技は何百~何千とあります。
詳しくはこちら⬇️を参考にしてください。
▶️一輪車ってどんなスポーツ?月謝は?レース部門と演技部門を分かりやすく解説!
一輪車の技の一部を基にして日本一輪車協会が作成した「日本一輪車協会技術認定」というものもあります。
級は7級~1級、その上にエキスパート3級~エキスパート1級があります。
今回は入門編を解説していきますので、7級の技をご紹介します。
一輪車の7級の技とは?
一輪車の級は級によって、4~6個の技が設定されています。
そのすべての技をクリアすることで次の級に挑戦することができます。
一輪車を始めたら挑戦したい技3選
- 補助なし乗車
- 前進50m
- 後方降車
- 7級の4つめの技「方向転換左右」は初級編で解説しています。(下記参照)
この1~3の技をクリアすることで自由に一輪車に乗り降りすることが可能になります!
たとえば捕まる場所などがない場所でも一輪車に乗り、走り、安全に降りる、という一連の動きができるようになるのです。
この3つの技をマスターすると、どんな場所からでも乗車ができ、自由に遊んだり練習ができるようになります。
そのため、まず最初に練習してほしい技といえます!
入門編の技の練習方法とコツとは?
①補助なし乗車
補助を使わず一人で一輪車に乗る技です。
<練習方法>
- 最初に足を乗せる方のペダルを手前に『斜め下45度』にします。(上の画像参照)
- ↪︎右足でも左足でもやりやすい方で大丈夫です。
- ペダルに足裏の『土踏まず』or『土踏まずより少し指先寄り』を乗せましょう。(安定します)
- 足先が外や内に向かず『真っ直ぐ』に向く角度でのせる。
<コツ>
〜乗車時〜
- 左右前後どこにも傾かず、頭の先からタイヤと地面の接点まで一本の線が通るイメージの姿勢で乗る。
- 両足で一輪車を挟むように軽く力を入れる。
〜乗る前〜
- 後から足を乗せるペダルはクランクと水平にしておきましょう。
- そうすることで足を乗せた際、引っかかることなくスムーズにペダルに足を乗せることができます。
◎正しいペダル位置⬇️
✖️乗車しづらいペダル位置⬇️
②前進50m
直線距離で真っ直ぐ50m進む技です。
乗り方をおさらいしたい方はこちらを参考にしてください⬇️
▶️【元世界チャンピオン解説】簡単に一輪車に乗れるようになる手順を写真付きで徹底解説します
<練習方法>
- 検定は50mですが、20~30mほど直線で練習できる場所があれば良いでしょう。
- 最初は補助付きで走り、段々補助を減らしていきます。
<コツ>
- 最初から前を見るのは怖いので、『5~7m先の地面を見て』進むことから始めましょう。
- 背筋は伸ばし、手は横に広げます。
- 左右に体が揺れすぎないよう意識しましょう。
③後方降車
一輪車に乗車した状態から、一輪車の後方に降りる技です。
一輪車から降りる時に一輪車の前に降りるのではなく、後方に降りることで上半身の傾きも正しくなるメリットがあります。
<練習方法>
- 鉄棒や補助をしてもらって、車体の後ろに着地する。
- ペダルが左右水平になるところで止まり、後ろに降ります。
- 地面に下ろす足が前にきたら、止まる。
- 例:地面に右足を下ろすなら、右足が前、左足が後ろに来たら回転を止める。(下の写真のように)
- 乗る前の足と同じ方の片足を地面に下ろす。
<コツ>
- スピードがある状態から急に止まるのは難しいので、ゆっくり走行してる状態から降りる。
- 片手サドルを掴んで降りるのも◎
- 両足の太ももで軽くサドルを挟むイメージで降りましょう!
まとめ
一輪車の乗車〜降車までの基本中の基本をご紹介しました。
初歩的な技ですが、この基礎ははじめの第一歩として大変重要な体使いになります。
正しい姿勢、目線、足を意識して楽しんでくださいね!
さいごに、もっといろんな技に挑戦したい方はぜひこの本を参考にしてみてはいかがでしょうか?
一輪車界ではかなり有名な方が監修された本なのでおすすめですっ♪
立てかけづらい一輪車の収納にはこちらがおすすめです◎