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初心者がアマチュアキックボクシングの試合に初出場!リアルな感想を徹底レポート

フィットネス
  • キックボクシングの試合ってどうやって出るの?
  • 初めての試合は少し怖い…
  • 試合にでて自分を試したい!

30歳を過ぎて格闘技未経験からアマチュアキックボクシングの試合にでたサイト運営者のHIROです。
私が初めてアマチュアキックボクシングの試合に出場したリアルな感想をお届けします。

まさか自分がリングに立つとは想像していませんでした

この記事では試合に出場した理由や準備、当日の流れ、実際の試合の様子、そして試合後の感想や反省点まで初心者目線でリアルにお伝えします。
これからキックボクシングの試合に挑戦したい方の参考になれば幸いです。

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アマチュアキックボクシングの試合に出場した理由

キックボクシングを始めたきっかけは「運動不足の解消」と「新しい刺激」を求めていたことでした。
社会人になりストレスも増え、大学時代と比べて+10㎏以上体重が増えた現実。
これといった趣味が無く、仕事、育児、家事の毎日で刺激が無くなっていました。

これは何かしないとまずい…

そう思い悩んでいた時、近くにキックボクシングができるジムがあることを知りました。
体験に行ってパンチやキックの爽快感と非日常感が楽しく入会をします。
格闘技は完全に未経験ながら、ジムでの練習を重ねるうちにミット打ちやスパーリングの楽しさを覚え、日々の成長や技術の進歩を実感。

そして「1度は試合に出てみたい…自分を試してみたい!」という気持ちが強くなっていきました。

自分の実力を客観的に知りたい、普段の練習の成果を思い切り出してみたい――そんな思いから、アマチュアキックボクシングの試合に挑戦することを決意。
怖さや不安もありましたが、やらなかったことを後悔したくない気持ちと新たな自分に出会うための大きな一歩になると信じて、試合へのエントリーを決めました。

試合までの準備

試合に出ること心に決めてから約3か月の準備期間の内容をお伝えします。
重要なポイントは以下3つ。

  • トレーニング
  • 体重管理
  • メンタル面

それぞれの項目について解説します。

トレーニング

アマチュアキックボクシングの試合に向けて継続的なトレーニングはとても重要です。
基本的な練習内容には、シャドーボクシング、ミット打ち、対人練習(スパーリングやシチュエーションの反復)、ランニングなどがあります。

特に重要な練習は対人練習!これは必須で慣れておく必要アリ

試合に出るのであれば最低でも週3。
できれば週4~5回のペースで反復して体で覚えていくのがするのが効果的です。
ケガをしないためにも攻撃だけでなく、ディフェンスの強化も大切になりますのでしっかり練習して準備していきます。

体重管理

アマチュア大会にでるために体重管理は必須です。
エントリーした体重をクリアしないと試合に出れません。
私はスマホのアプリで体重を管理できる体重計を購入して毎日計測。
無理なく3か月で-4㎏のダイエットに成功しました。
タニタの体重計はスマホ連動でき、グラフ化され目標値の設定も可能です。

毎日アプリに記録が残るので、何をしたら体重が増えたり減ったりするのが知識も増えていきます。
試合に出なくても理想の体になりたいと思う人は購入をおすすめ。

食事面では炭水化物とタンパク質中心の食事を摂ることを増やしました。
お腹パンパンになるまで食べることをやめて、腹八分目の食事を心がけます。

炭水化物は練習に必要エネルギーになるのできちんと摂取しましょう

試合前の減量期には野菜やタンパク質を増やし、脂質を控えめにすることで体を絞りやすくなります。

  • 朝ごはん:プロテイン
  • 昼ごはん:納豆ごはん、みそ汁、豆腐、好きなおかず
  • 夜ごはん:早めの時間に好きなもの(揚げ物は控える)

朝食をプロテインに切り替えるのは簡単でおすすめ。
私はVITASのフルーツミックス風味を飲んでいます。

味が美味しいので試合後も継続して飲んでいます。
急な食事制限でケガや体調を崩してしまうとせっかくの努力が無駄になってしまいます…
計画的に無理のない範囲で減量していくことをおすすめします。

メンタル面

メンタル面の準備は自信をつけることが大切です。
試合が近づいてくると不安な気持ちが増えてきます。
「どんな相手なんだろう…」「自分で勝てるのか?」「ケガして仕事に影響が出たらどうしよう」

不安に打ち勝つためにも自信と落ち着きを取り戻します

イメージトレーニングや深呼吸などのリラックス法を試合一週間前から取り入れるのが有効です。
不安を感じたときはジムのコーチや仲間と話すことで気持ちを落ち着かせることも大切。
また、しっかり睡眠をとることはメンタルを整えることに繋がります。
自分の中での戦略や得意技を練習して、睡眠をしっかりとることで安定したメンタル作りをしました。

試合当日の流れ

キックボクシングアマチュア大会(CREED CUP)に出場した試合当日の流れを解説。
朝起きてから試合前までどんな行動をしていたのかお伝えします。

試合当日のスケジュール
  • 5:00
    起床&ストレッチ
    緊張しているせいか、いつもよりも早くパッと目が覚めました。起きてすぐ体重を計ります。その後、軽いストレッチやヨガで体を目覚めさせます。負荷はほとんどかけません。
  • 7:00
    朝ごはん&荷物準備
    朝ごはんを食べてエネルギーチャージ。体重は500g増加。朝ごはんを食べてどの程度増加するか把握しておくと安心です。バンテージ、グローブ、マウスピースなどの荷物を準備します。忘れ物が無いように何度か確認。
  • 9:00
    試合会場へ出発
    準備ができたらゴロゴロしながらリラックス。電車で試合会場の最寄り駅まで向かいます。かなり余裕をもって移動。少し緊張してきます。
  • 11:00
    会場到着
    会場へ到着。受付をして着替えてから計量をします。余裕でクリア。
  • 13:00
    試合準備
    他の人の試合を見て雰囲気を感じます。ケガをしている人を見ると少し不安に…。バンテージを巻き、アップをして準備します。
  • 15:00
    試合
    レガースやヘッドギアをつけて最終準備。思ったよりもこのタイミングは緊張しませんでした。リングに上がると緊張感があります。試合の感想は以下で解説。

試合は2025年4月6日に開催されたCREED CUPという大会に参加しました。
試合への臨み方の参考になればと思います。

起床・朝食

朝起きてまず体重を計ります。
試合の緊張からか朝5時に起床。
私は体重70kgで試合にでるのでかなり余裕がありました。
以下参考に試合当日の体重の推移。

体重に余裕があることを確認してから朝食をとります。

  • ごはん(茶碗1杯)
  • みそ汁
  • 梅干し
  • キウイ

念のため朝食後に体重計に乗り問題無いことを確認。
私は少し落としすぎてしまいましたが、アマチュア大会では当日軽量後にすぐ試合。
そのためコンディションを考えて朝ごはんを食べれる余裕のある体重を作りました。

受付・軽量

受付を済ませて、軽量。
体重に余裕があることは分かっているのに少し緊張します。

軽量の体重計と自宅の体重計に誤差があったらどうしよう…

そんな気持ちがよぎって緊張に繋がっていました。
結果は余裕のパスで-0.8kg。
家を出るときに計った数値と同じでした。

軽量後はカステラと水を飲んでエネルギーチャージします。

ウォーミングアップ

試合順が近づいてきたら軽く体を動かします。
パンチやキックを軽く出し、力みすぎないように意識しました。
このタイミングでは程よい緊張感で準備ができました。

アマチュアキックボクシングに初出場した試合感想

アマチュアキックボクシングの試合当日は、多くの大会では選手の受付と計量が午前中に行われます。
プロだと前日計量が多いですが、アマチュア大会は当日軽量後に試合。
アマチュア試合の試合前準備から試合のラウンドごとの感想をお伝えします。

試合前準備

自分の試合の5試合前から大会支給のレガース、ヘッドギア、グローブを装着して準備します。
このタイミングは思ったよりも緊張は無い。
試合で勝てるイメージを作りながら集中していきます。

1ラウンド目

ゴングが鳴った瞬間、一気に空気が変わります。
独特の緊張感に包まれ、普段の練習とは明らかに違う世界。

最初の数秒、相手の動きや距離感を探りながら自分のジャブを出しましたが、頭はほとんど真っ白。
相手のほうが試合慣れしていたのでガンガンパンチを打ってきました。
立ち上がりはプレッシャーでやや後手に回りましたが、だんだんディフェンスをしてさばいているうちに冷静になってきました。

練習していたミドルキックや前蹴りが当たり始め、自分のペースにもっていきました。
自分の組み立てた攻撃パターンがうまく機能し、ボディへのキックがきれいにヒット。
自分の攻撃が当たり始めて相手が下がり、足をつかって自分の距離をつかんで戦います。

試合をコントロールしている感覚でだんだん楽しくなってきました

アドレナリンがでているせいか、相手のジャブをもらっても痛さを感じないため、自分もガンガン前に出ていきました。
自分が練習していた技を全力で相手にぶつけていきます。
「カーン!」という音が鳴り、あっという間に1ラウンドが終了。

2ラウンド目

ラウンドの間は1分の休憩があります。
セコンドからのアドバイスを受け、呼吸を整え水を飲みます。
「もう半分終わったのか…やるぞ。勝てるぞ…!」という気持ちで2ラウンド目に突入。

開始早々相手が前に出てきて少しビックリ。作戦を変えてきました。
相手のペースに持っていかれそうになります…

蹴りで応戦しますが、相手のパンチがうまく、コツコツもらってしまいました。
ダメージがあるようなヒットは無かったですが、ペースを握られると力みが多くなり疲労がたまります。
攻めのバリエーションを変え、パンチやローキックも使い徐々に流れを変えていきます。

自分が練習した技術が当たる瞬間は大きな自信になりました。
想定外だったのは試合では練習と比べ物にならないほど力を使っているので、想像以上にスタミナを消耗することを実感しました。

ラスト30秒は気力勝負!

お互い疲労が見えましたが、集中力を切らさず前に出ることを意識。
しかし防御がおろそかになり何度か打ち込まれる場面もありました。
それでも「最後まで戦い抜く」という目標を胸に、気合でがむしゃらに動き続けゴングを迎えました。

結果は…

判定の結果は…2対1で勝利
手を挙げられたときは「よかった…やった!!」
と心の中で嬉しさが溢れました。

この感覚は言葉だけでは伝えきれない特別な感覚でした

今までの努力が報われたことを実感します。
試合後にリングから降りてセコンドについてもらったトレーナーやジムの出場選手からおめでとうの祝福を受け、周りへの感謝と勝利の喜びを感じました。

試合を通じて印象的だったのは、たった数分の戦いでも頭も身体もフル稼働できるほどの集中力と普段味合うことのない緊張感。
そして準備段階では見えなかった自分の長所や短所、また真剣勝負ならではの“没頭”できる喜びがありました。

ちなみに…次の日は普通に仕事をしていました。(ケガしなくて本当によかった)

試合後の感想と反省点

今回のアマチュアキックボクシングの試合を終えて感じたことは、想像以上に本番独特の緊張感が強かったと感じました。
普段の練習通りに動くのがとても難しく、コンビネーションがなかなか出せなかったです。
攻撃が単発になってしまったことやジャブが少なくなってしまったことを反省して次に生かそうと思います。

自分の得意パターンや技があると精神的に落ち着けます

スタミナの消耗が想定以上で、終盤の動きが鈍ってしまったことも反省点の1つです。
今後は持久力強化や実戦を意識した練習、そして強弱をつけた戦い方に慣れていこうと考えています。
試合経験を通じ、技術力だけでなく精神面・準備力の大切さを学びました。これらを次回につなげていきます。

アマチュアキックボクシングの試合に出て得られた経験

得られた経験

アマチュアキックボクシングの試合を通じて、多くの成長を実感することができました。
普段の練習では気付かなかった本番特有の緊張感と、思うように動けないもどかしさはメンタル面と体力面の課題を痛感。
良かったこと、悪かったことがはっきりと自覚出来た経験は、今後のトレーニングの方向性を明確にしてくれました。

大人になってからの成長を感じる機会は貴重

準備期間を共にした仲間やコーチとの絆がより強まり、周りのサポートがあって自分が成長したことを再確認。
家族やジムの方々への感謝の気持ちが大きくなりました。

試合に勝利した喜びは言葉では言い表せないほどの嬉しさでした。

これから試合に出たい人へのアドバイス

アドバイス

アマチュアキックボクシングの試合を通して、普段の練習とのギャップや自身の課題が鮮明になりました。
事前準備から本番の緊張、試合後の反省までを今後試合に出たい人へのアドバイスや学びをまとめます。

ポイントアドバイス
トレーニング実戦形式やスタミナ強化は必須。特異な攻撃パターンを意識して実践をイメージして練習すること。
食事と体調管理減量は無理なく、主食・タンパク質中心のバランス食を心がける。3か月前から準備すると仕事への影響もなく調整できる。
メンタルコントロールイメージトレーニングや仲間との会話で不安を解消。リラックス法も効果的。睡眠をしっかりとることは重要。
当日の動きウォーミングアップで緊張をほぐし、リングに上がる前は深呼吸で集中力を高める。どうしても力んでしまうので、脱力を意識する。
試合後の振り返り経験不足や課題を分析し、次回に向けて持久力と実戦経験をさらに積む。

経験からわかったことを活かして、試合までの準備をすることが重要。
挑戦を重ねて、自分自身の成長につなげていきましょう。

まとめ

まとめ

この記事では、格闘技未経験からアマチュアキックボクシングの試合に初出場した経験を詳しくレポートしました。
試合に出場するまでの準備や心境の変化、試合当日の緊張感、実際に戦った感想などをリアルに残しています。
これからキックボクシングの試合に挑戦したい人にとって参考になれば幸いです。

最後までありがとうございました。

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