独身時代は正社員で働いていて、結婚し子どもが生まれたため、パートへと働き方を変える女性は多いです
『好条件で通勤しやすく、興味のある仕事内容で働きたい』
でも自分にぴったり合う求人はいくつもあるものではないですよね!
そのため良いと思った求人を見つけたら、面接に一発合格することが重要となります。
私は学生時代から飲食店、通信業界、医療機関など様々な業種の面接を受けてきました。
そして今まで面接には全て合格!その場で即採用になったことも多いです。
この記事では面接で特に見られている項目、その中でも特に重要な最初の10〜15秒の第一印象と受かる話し方について解説していきます。
ポイントをおさえて、一瞬で面接官の心を掴み、採用される可能性がグッと上がるはずです。
第一印象を意識すれば「その場で即採用!」も夢ではありません。
面接で最も重要なのは第一印象
パートやバイトの面接時間は通常10分〜20分、長くても30分程度です。
初めて会って採用するか決めるのにそう多くの時間はかかりません。
また第一印象が10秒程度で決まるのに対して、
第一印象を覆すのには2〜3時間じっくり話す必要があります。
そのためいかに「第一印象を良くするか」、「最初の数秒がどれだけ大事か」、「そこにどれだけ集中できるか」で採用か不採用かの分かれ道となります。
短時間で面接官はどんなところを見ているんでしょうか?
<面接で見られる点>
- 見た目
- ↪︎服装、身だしなみ、髪型、雰囲気
- 挨拶
- ↪︎声のトーン、声の大きさ、声の抑揚、爽やかさ
- 表情
- ↪︎笑顔、視線、表情の豊かさ
- 話し方、言葉遣い
- ↪︎丁寧であるか、正しい日本語を使えるか
- 態度、仕草
- ↪︎お客様に相応しい対応ができるか、教えがいがあるか
- 経歴、前職の退職理由
- ↪︎仕事を任せられるか、長く続けてくれるか
- 志望動機、シフトの柔軟性があるか
- ↪︎熱意、真面目さ
が挙げられます。
この中で最も重要なのが第一印象です!!!
面接は8割、第一印象で決まると言っても過言ではないです!
第一印象で有名なものに「メラビアンの法則」があります。
「メラビアンの法則」はカルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理名誉教授であるアルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。
メラビアンの法則によると「7-38-55のルール」とも言われ、「視覚情報=Visual」「聴覚情報=Vocal」言語情報=Verbal」の頭文字をとって3Vの法則とも言われています。(詳細以下の表↓)
情報の種類 | 内容 | 影響度 |
視覚情報 | 見た目/表情/しぐさ/視線等/ | 55% |
聴覚情報 | 声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等/ | 38% |
言語情報 | 言葉そのものの意味/話の内容等/ | 7% |
第一印象って何秒くらいなんでしょうか?
出会って10秒程度で大まかな印象は決まります!
- 視覚情報 面接室に入って席に着くまで
- 聴覚情報 挨拶をし自己紹介などするまで
- 言語情報 履歴書を元に質疑応答などし、面接が終わるまで
このように分類することができます。
視覚情報から順番に解説していていくので、ついてきてね♪
1.視覚情報55%
〜面接室に入って席に着くまで〜
<見た目>
服装、身だしなみ、髪型、メイク、雰囲気など清潔感を出しましょう!
事前の準備で対応しましょう。
<表情>
これは最も重要です!
- 入室する際…口角を軽くあげる程度、40%の微笑み程度
- 面接官と目が会った瞬間…60~80%の笑顔
- ↪︎ここ重要です!
- 人間は相手を見て微笑むと好意がある場合ですよね
- そして自分に好意をもってくれた相手に対しては好感を持ちやすいからですここでグッと心を掴みましょう
- 席に着くまで…40%の微笑み
事前に鏡や動画を撮って練習しましょう♪
笑顔は自分が思っている顔と実際の笑顔の度合いに誤差がある場合が多いので、必ず鏡で確認し爽やかで程よい笑顔の練習をしましょう
鏡の前で笑顔ができたら、次に鏡のないところで笑顔を作り話しをします。
その顔のまま鏡の前に行き、できているか確認しましょう。
その時に左右差があったり、口角の上がりが足りない場合は微調整しましょう!
また今の時期はマスクでの面接も多いでしょうから、マスクでの笑顔練習も必須です!!
マスクをしていると口角が上がっていること、すなわち笑顔が分かりづらく、堅く暗い印象になります。
そのため、いつもよりオーバー気味に目だけで笑顔と分かるくらいの満面の笑みにしましょう。
話している時は穏やかな目になるように確認して下さい。
<しぐさ>
ノックの仕方、お辞儀の角度、扉の開け閉めがぎこちなくないように練習しましょう。
<視線>
- 重要な箇所、強調したいところ…相手の目を見る
- 項目ごと最初の3〜5秒程度は相手の目を見ると真剣さが伝わる
- 話している最中…鼻辺りをみると相手に圧迫感を与えない
- ↪︎日本人はずっと目を見て話されることに慣れていないので
また質問された時に考えて話す場合、上を見て話すのはナンセンス。
一般的に目線で本音を読み取られる場合が多いので注意しましょう。
左上は過去に見たものを思い出している時。
右上は見たことのないことを創造している。
面接官ならこのくらいの知識がある方も多いので、この辺りも気を付けましょう♪
2.聴覚情報38%
<声の質>
声のトーンによって印象は大きく変わります。
- 高いトーン…明るさや元気さ、やる気のあるイメージを相手に与えられます
- ↪︎よって自己紹介や志望動機は高いトーンで話す
- 低いトーン…落ち着きや安定感、信頼できる印象が着きます
- ↪︎これまでの経歴については落ち着いたトーンで話すそうすることで、初対面でも好感をもってもらいやすく、あなたへの信頼感が生まれやすいです
項目ごとに声のトーンを変えることで、初対面でも好感をもってもらいやすく、あなたへの信頼感が生まれやすくなります。
<話す速さ>
緊張すると早口になってしまうので、気を付けましょう。
また面接官はあなたのことを何も知らず、初めて聞く情報も多いです。
そのため早口ですと内容が頭に入ってこないので相手の表情、反応を見て話しましょう。
<声の大きさ>
普段話すより大きめの声で話しましょう。
面接官は1~3m程離れて座っているので、離れている人にもしっかり聞き取れるくらいの大きさで話しましょう。
ボソボソ話しているより、ハキハキした人を採用したいと思うのは当然です。
一度声を出してみて自分が面接官だったら採用したい声の出し方かやってみましょう。
録音したり動画を撮るのはとってもオススメ!!
自分の耳で聞くのとは違うので聞いて訂正しやすいです。
<口調>
語尾は伸ばさずに最後まで正しい言葉でしっかりと言いましょう!
緊張して言葉に詰まることがあっても焦らなくて大丈夫です。
緊張していても本気度が伝わり、マイナスにはなりません。
もし難しい質問や予想していなかった質問をされ、言葉に詰まっても「緊張していて少し言葉に詰まってしまいました」と言って話し直せば大丈夫です♪
3.言語情報7%
話しの内容等なので上記のことを意識し話せば良いでしょう。
結論から話すことで相手にストレスなく聞いてもらうことが可能です。
また履歴書に書いてある内容について詳しく聞かれるので、質問を想定してどんなことを聞かれても答えられるようにしておきましょう!
まとめ
最終的に判断するのは人です。
いかに短い時間の中で自分を採用するとメリットがあると感じてもらえるか。
好印象を与えられるかが勝負です。
また答えづらい内容も全て晒す必要はないですが、明るく、素直に答えることも大切ですね。
多く話しましたがとくに重要なのは出会ってから3~5秒!!
長くても挨拶、自己紹介の10〜15秒までが一番の勝負ところです!
ノックから席に座るまでの笑顔のパーセンテージを動作ごとに意識して、目線、振る舞いに気を配ることであなたの希望通りの職場に採用されることでしょう。