- 資料を書いたのに反応がなかった…
- 渾身の記事を書いたのに読んでもらえない
- タイトルや見出しの魅力倍増テクを教えて!
頑張って書き上げて相手に伝わらなかったり、読んでもらえないと悲しいですよね。
そこでダイレクトレスポンスマーケティングの世界で知らぬものはいないスーパー起業家マイケル・マスターソン氏。
なんとこの方、年商100億円以上の会社を2社、50億以上の会社が2社、10億円以上の会社を10以上保有する雲の上の人です。
そんなマイケル・マスターソン氏によって考案された『4U原則』を紹介します。
この4Uの法則が資料作成、ブログ、SNSに役立つ文章の魅力を倍増させるテクニックです。
それでは魅力を倍増する『4U原則』の各項目解説や自己チェック法をご紹介!
きっとあなたのタイトルや見出しに足りない要素を知ることができますよ。
『4U原則』の基本
4U原則とは、以下の4つの「U」単語の頭文字を示しています。
英語 | 読み方 | 概要 |
---|---|---|
Urgency | アージェンシー | 緊急性 |
Unique | ユニーク | 独自性 |
Ultra Specific | ウルトラスペシフィック | 超具体性 |
Usefulness | ユースフルネス | 有益性 |
この4U原則をチェックすることで、タイトルや見出しの魅力を倍増できます。
資料の作成、ブログ記事、SNSなど様々な場面で使えるテクニックです。
4U原則を順番に解説していきます。
4Uの原則を「お得なセール」というワードを例に魅力を倍増させていきます。
4U原則その1「Urgency」:緊急性
「Urgency」:緊急性の内容
お急ぎください
読みたくなるタイトルや見出しは「お、読んでみよう!」と思わせるものです。
タイトルや見出しに、緊急性=今すぐ行動する理由を与えられていることが重要です。つまり「お急ぎください」ということ。
「後で読もう」と思われてしまうと、もう読まれることは無いのです。
ここで緊急性を感じさせるテクニックを紹介します。それは期限や時間を入れて表現することです。「急がなくてはいけない」という心理を呼び起こしていきます。
「Urgency」:緊急性を使った具体例
「お得なセール」を例に魅力を上げます。
「お得なセール」に期限や時間を入れてみます。
「お得なセール」⇒「今から3日間だけのお得なセール」
緊急性が上がり、急がないと感がアップしたと感じませんか?「読んでおかないと損するかも…」となりますよね。
4U原則その2「Unique」:独自性
「Unique」:独自性の内容
なにか新しいことや新しい表現方法を使う
情報にあふれているこの時代では平凡であれば目に留まりません。
つまり独自性のあるユニークな表現であることが大切です。
他にはない独自性を示せているか。人は目新しいものが大好きです。
例えば「2022年最新!」、「流行最先端!」は目に留まるワードですよね。
ここで独自性を感じさせるテクニックを紹介します。
それは新しい表現や新しい言い回しを使うことです。
「Unique」:独自性を使った具体例
「お得なセール」を例に魅力を上げていきます。
「お得なセール」に新しい表現や言い回しを入れてみます。
「お得なセール」⇒「夏のお得まつり!わっしょいセール!」
更に期限や時間を入れていくと…
「夏のお得まつり!わっしょいセール!」⇒「夏のお得まつり!3日間限定わっしょいセール!」
独自性に加え、緊急性もプラスすると魅力がグッと上がります。
ちょっと独自性入れすぎたかも知れません。でも魅力は上がってると感じませんか?
4U原則その3「Ultra Specific」:超具体性
「Ultra Specific」:超具体性の内容
箇条書きや数字を使って具体的に
できるだけ具体的に書くこと。魅力的なタイトルや見出しは分かりやすいのです。「文章を要約して端的に表現するんじゃないの?」というイメージが強すぎると、どうしても抽象的な表現になってしまうことがあります。
具体的な内容からベネフィット(恩恵)を想像することができれば読んでみようと思ってくれるのです。
ここで超具体性を感じさせるテクニックを紹介します。
それは「5W1H」です。5W1HとはWhen(いつ)、where(どこで)、who(誰が)、what(何を)、why(なぜ)、how(どうやって)といった英単語の頭文字を取ったものです。how(どうやって)に関してはhow much(いくらで)と捉えてもよいでしょう。
「Ultra Specific」:超具体性を使った具体例
「お得なセール」を例に魅力を上げていきます。
「お得なセール」に5W1Hを入れてみます。
「お得なセール」⇒「この夏だけ!エアコンが50%オフになるお得なセール!」
5W1Hを入れることで具体的になったと思いませんか?
4U原則その4「Usefulness(ユースフルネス)」:有益性
「Usefulness」:有益性の内容
利益を強調する
有益性をきちんと伝えることで、メリットが伝わります。
きちんと利益を強調しましょう。
どんな利益があるのかを示さないと、読んでもらえなくなってしまいます。
利益を示すとは、面白そうと感じさせるものや手に入れられる利益を明確にすることです。それが欲しいと感じ、読み手の興味を引き付けることができます。
更にメリットだけでなく「それを手にすると未来が想像できる」言葉を添えることで、魅力が倍増されます。
「Usefulness」:有益性を使った具体例
「お得なセール」を例に魅力を上げていきます。
「お得なセール」に有益性を入れてみます。
「お得なセール」⇒「読まなきゃ損!快適な夏で子供喜ぶお得セール!」
利益を強調して、未来を想像できる言葉を意識しましょう。文章が長くなってしまうことが多いので、いいバランスを考える必要があります。
魅力倍増テク「4U原則」を使う自己チェック法
それは4つの原則ごとに点数をつけてチェックするという方法です。
評価を4段階で行い、4Uの項目ごとに点数をつけていきます。
「お得なセール」⇒「今から3日間だけのお得なセール」
こちらを自己チェック表に当てはめると3日間という期間限定のため、緊急性に該当します。
つまり合計は1点(内訳は下記表を参照)
英語 | 読み方 | 概要 | チェック |
---|---|---|---|
Urgency | アージェンシー | 緊急性 | 1 |
Unique | ユニーク | 独自性 | 0 |
Ultra Specific | ウルトラスペシフィック | 超具体性 | 0 |
Usefulness | ユースフルネス | 有益性 | 0 |
項目ごとに点数をつけることで、改善ポイントが見えてきます。特に重要な文ではこちらのチェックシートを活用して魅力を倍増させていきましょう。まずは自信の無いタイトルや見出しに当てはめ、2点以上か確認してみてはいかがでしょうか。
ちなみに「お得なセール」を4つの項目に該当するように魅力を倍増させてみます。
「3日間限定50%オフ!快適な夏を家族で過ごすお祭りセール!わっしょい!!」
最初に比べて魅力が倍増していますよね。参考にまずは1つ、個性ある魅力的な文章を書いてみましょう。
4U原則を発案したマイケルマスターソンって何者?
著者のマイケル・マスターソン氏は年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社が2社、10億円以上の会社を10社以上保有する起業家です。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングでトップクラスの実積を誇ります。
アメリカで天才マーケッターとして有名なジェイ・エイブラハム氏でさえもリスペクトする、ただ一人の起業家として知られています。
更には全米No1のメールマガジンの発行者としてインターネットビジネスの分野でも揺ぎない地位を築いています。
4U原則以外のセールスライティングを学ぶためのオススメ書籍
もっとセールスライティングについて学びたい!という方にはこちらの本がオススメです。
魅力的な文章を書いて収入アップを目指す方には必見です。
「アイディア帳」に収めておくべき38の見出し例や「コピー動機づけ」のチェックリスト22項目など実践で使える内容が満載なので、気になる方はチェックしてみましょう。
ブロガーや資料をよく作る方におすすめの1冊です。
まとめ
タイトルや見出しを魅力的させる『4U原則』を振り返ります。
英語 | 読み方 | 概要 | チェック |
---|---|---|---|
Urgency | アージェンシー | 緊急性 | 1 |
Unique | ユニーク | 独自性 | 0 |
Ultra Specific | ウルトラスペシフィック | 超具体性 | 0 |
Usefulness | ユースフルネス | 有益性 | 0 |
不安な文があれば、各項目の自己チェック表を使って数値化してみましょう。チェックを付ける時は該当がアリなら1、該当ナシなら0を記入します。どっちかな?と迷ったら0.5としましょう。数値化することで改善ポイントが見えてくるはずです。
日々知識を積み重ねて実践していくことで変わっていきます。
まずは試してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。