大人気連載中のマンガ『キングダム』は並外れた面白さで、多くのファンを魅了しています。
中国の春秋戦国時代を舞台に、秦が中華全土を統一していくお話です。
読んでいると圧倒されるストーリー、個性豊かなキャラクター、力のあるセリフに自然と引き込まれてしまいます。
私もキングダムの虜になっている一人
全巻読破はもちろん、毎週の連載チェック、キングダムアプリ(セブンフラッグス)プレイヤー、キングダム展、映画鑑賞…
そんなキングダムから最強のコミュニケーションが学べる本があります。
ファンなら読むべき一冊です。
ビジネス本は手を出しずらい人でも、好きな漫画から学ぶことでスッと知識が入ります。
キングダムの良さを改めて感じながらコミュニケーションについても学ぶことができるのはステキです。
なんだか得した気分になりました。
本を読んだ中で「全部うまくいく」究極の視点をご紹介します。
「キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力」の概要
キングダムに登場する個性豊かな人物たちを例にコミュニケーションについて紐解いていきます。
序章から始まり、第一章~第四章の構成で解説されています。
ページ数は205ページとなっており、2時間ほどで読めました。
章 | 内容 |
---|---|
第一章 | 主人公・信から学ぶコミュニケーションの視点 |
第二章 | 高い自己認識力がもたらすワンランク上のコミュニケーション |
第三章 | 『キングダム』に秘められた「究極の視点」 |
第四章 | 「想定外の視点」と「最強のコミュニケーション力」 |
各章でコミュニケーションについて、面白い視点で学ぶことができます。
漫画キングダムが好き+コミュニケーションについて学びたい方にはピッタリです。
キングダム愛を感じながらコミュニケーションについて学ぶことができます。
名場面と交えて解説していることで、ビジネス本だけど、思わずクスっと笑ってしまうこともありながら読めました。
この本には最強のコミュニケーションのポイントがいくつも紹介されています。
各章ごとに特に印象的で共感した一部をご紹介します
主人公・信から学ぶコミュニケーションの視点
人生は、応援された者勝ち/未来を7秒で魅せろ/人間関係のカギは距離感
『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力 第一章
応援される人にはどのようなポイントがあるのか。
主人公・信が持っている要素と絡めて解説しており、とても納得の内容です。
未来を見据え、正直に自分と仲間を信じることができる人間になりたいと素直に感じました。
また、「未来を7秒で魅せろ」は自分だったらどうするか考えさせられます。
人の第一印象は7秒で決まってしまうのですから。
特に自己紹介で役立つ情報が書かれています。
人間関係のカギは距離感であり、コミュニケーションとして重要です。
”相手が一番心地よいと感じる距離感”をコミュニケーションとして捉え、説明している視点がとても共感を持ちました。
キングダムの飛信隊に所属する松左(しょうさ)の凄さもより一層知ることができます。
高い自己認識力がもたらすワンランク上のコミュニケーション
ジャッジをせずに話を聞く/器の大きな人は自分を小さく観ている
『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力 第二章
「ジャッジをせずに話を聞く」と言うとコミュニケーション?と思うかもしれません。
しかし、話を聞いてくれる人がどれほど優秀なのかここでは教えてくれます。
そう、騰(とう)のように自分をはっきりと持ちながらも、自ら人に影響を与えようとはしない良さを知ることができます。
「器の大きい人は自分を小さく観ている」とはどのような意味でしょうか。
これは器が大きい人は観ている景色が広いのです。
広ければ広いほど、そこに立っている自分の姿はどんどん小さくなっていきます。
自分のことばかり考えている人は、自分が大きく観えてしまい、態度も大きくなるのです。
「今」だけでなく、「未来」を感じ、「視点の数」を増やすことを教えてくれます。
『キングダム』に秘められた「究極の視点」
否定された印象を相手に与えない絶妙な返し方/辛い境遇の相手の心に寄り添う「究極の視点」
『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力 第三章
仕事仲間や友人との会話で、「それは違う」と言われると印象が悪くなってしまいます。
攻められてように感じてしまい、自分を守ろうと心を閉ざしてしまいがちです。
相手の意見に敬意を払い、その上で伝えたい「間違っている」ことを伝え、話しを進めるテクニックを学ぶことができます。
辛い境遇の相手の心に寄り添う視点は「相手を心から敬う」視点に繋がります。
自分が辛い時に寄り添って話を聞いてもらえるだけでも本当に気持ちが楽になり、前に進めるようになります。
日々の仕事や育児に追われ、心に余裕が無くなってしまいがちな時こそ、相手の心に寄り添う視点を持っていこうと思いました。
「想定外の視点」と「最強のコミュニケーション力」
部下の不安を解消する「たった一言」/「最強のコーチ」による「最強の質問」
『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力 第四章
部下の不安や子供が不安な時にどんな事を言えばよいのか分からなくなることがあります。
そんな時、自信をもって”言い切ること”と”言い切らないこと”を意識することが大切だと学ぶことができます。
桓騎(かんき)が言った「全部、上手くいく」(キングダム28巻)は一言で部下が不安を解消できた名言です。
「最強のコーチ」による「最強の質問」ではコーチングについてどのような考えが大切なのか書かれています。
高いコミュニケーション力が必要であり、特に重要なことは質問力です。
いかに相手に響かせ、相手の行動を促すことができるのかがポイントになります。
「最強の質問」とはなにか?その答えがここにあります。
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でも、使わないとよく分からないですよね。
Kindle Unlimitedのメリットデメリットについて下記の記事を参考にどうぞ
>KindleUnlimited7つのメリットと4つのデメリット解説!
ビジネス本を読むなら無料のお試し期間だけでも使ってみてはいかがでしょうか。
最後に
本にはもっと深く、もっと幅広く名場面を交えながら解説されています。
漫画と交えて解説されていることでスッと頭に入ってきますよ。
キングダム×ビジネスをテーマにした本はたくさん出版されています。
その中の一つである書籍の解説もしております。
》「最強のチームと自分書籍「最強のチームと自分をつくる」から学ぶ6つの秘訣
こちらのテーマではチームにフォーカスして6つの秘訣を学べます。
今回の書籍の題材にも使われている『キングダム』は現在64巻まで出ています。
今から読み始めても本当に面白いです!!
読み始めたら止まらなくなること間違いなしです。
おすすめ漫画「キングダム」をまだ読んだことが無い人は是非!
同僚にキングダムを勧めたら、土日で全巻読破し、「止まらなかった」と言っていました。