「試合や大会に向け一生懸命練習してきたからこそ、当日ベストコンディションで臨みたい。」
結果を出すためにはそれまでの練習量、精神力が必要になるのはもちろんですが、体の状態は大きく勝敗を左右します。
つまり、試合当日の朝食、昼食、水分補給は結果にダイレクトに影響します。
『何時に、どんなものを、どのくらいの量』食べたら良いのか本記事では解説していきます。
小学生~高校まで一輪車の競技大会に毎月出場していた私がこの方法を実践し、優勝をとり続けることができました。
大会前日や当日にいつもと同じ食事をしていたら、絶対に勝つことはできません。
食べる『時間、種類、量』水分の摂り方に気をつけて、ベストコンディションで勝ちましょう!
現役時代私が実践していた大会当日の食事についてご紹介していきます。
『食事』〜お腹の中を空っぽにしましょう〜
お腹いっぱいの時は誰でもすぐ動きたくないですよね。
実力があるのに当日結果が出せなければ何の意味もありません。
ベストコンディションで臨めるように調整しましょう!
1、食事の時間
試合開始時点でエネルギーは満タン、尚且つお腹の中には食べ物が残っていないという状況をつくることが大事です。
- 試合前日は炭水化物多めにおかずを少なめにとる(ご飯7:3おかず)
- 朝食は試合の3~4時間前までに済ませる
- 試合の1時間前にゼリー飲料orジュース
- 昼食は試合の合間に、午前の試合が終わり次第早めに摂りましょう
- 午後エネルギー不足になりそうなら、ゼリー飲料で補う
- 試合が終わったら思う存分、しっかり食べましょう
2、食べ物の種類
- 消化に良く、すぐにエネルギーになるものを食べましょう!
- おにぎり、うどん、カステラ、トースト
- 脂っこくないもの。
- ✖️揚げ物…からあげ、フライ、春巻きはやめましょう。
- マヨネーズや卵の半熟などは避ける。
- (走ると気持ち悪くなる)
3、食事の量
当日はアドレナリンが出ているのでそこまでお腹は減らないですが、最低限の食事は摂りましょう。
個人差がありますので、無理のない範囲で意識してください。
- 朝食はおにぎりなら1、2個と果物。(りんごなど)
- 昼食はおにぎりやバナナ、おかずを5〜10口。
- 他種目の場合は胃に食べ物が残ると動けないので少量にする。
- 午前午後1回ずつゼリー飲料で補うのも○
4、補足
運動神経が良い人は三半規管が優れています。
よって会場まで車で移動する場合、車酔いの可能性が高いです。
車酔いで気分が悪くなってしまうと、朝一の試合やウォーミングアップに影響します。
移動中は寝てやり過ごしたり、窓を開けて外の空気を吸うことで対応しましょう。
また、噛む動作を行うことで酔いが軽減します。
私の場合はスルメイカやカリカリ梅を食べていました。
水分補給は30分〜1時間に1回はとりましょう
水分補給は積極的にしましょう。
一度にたくさん飲まず、こまめに飲みましょう。
- イオン飲料がおすすめ
- 水分、塩分補給できる。
- 一種類だと飽きるので、麦茶も用意しましょう。
- 熱中症対策にも◎
- 一度に飲む量は100~200ml目安
- 試合の30分前までに飲む。
- お腹がチャポチャポしない程度。
- 飲み物を冷やしすぎてお腹を下さないようにする。
当日の食事例
<試合9時開始~16時終了の例>
時間 | 種類 | 量 |
5:00〜5:30 | おにぎりorパン+果物 | 1、2個 |
8:00 | ゼリー飲料、ジュース | 100〜200ml |
11:30~12:00 | おにぎり、おかず、バナナ、ゼリー飲料 | 5〜10口 |
14:00頃 | (ゼリー飲料) | 200ml |
試合が終わったらなるべく早く食事をとりましょう。
まとめ
試合開始時点でエネルギーは満タン、尚且つお腹の中には食べ物が残っていないことが大切です。
- 試合前日は炭水化物多めにとる(ご飯7:3おかず)
- 試合当日は朝食は炭水化物中心にしっかり食べましょう
- 朝食は試合の3~4時間前までに済ませる
- 昼食は試合の合間に、少なめに午前の試合が終わり次第早めに摂りましょう
- 午後エネルギー不足になりそうなら、ゼリー飲料で補う
- 水分はこまめに摂りましょう
毎日の健康な食事に加え、当日の食事を少し工夫して実力を発揮してください。
しかし無理のない範囲で行ってくださいね。
当日良いパフォーマンスができますよう応援しています!