【拡張子の基本解説】pdfやjpgの違い&画像ファイルの特徴

コラム

ファイルの後ろについている「pdf」や「jpg」など色々あるけどこれはなに?
画像データで後ろについてる「jpg」、「gif」、「png」とか色々あるけど、違いはなんだろう。
そもそも拡張子ってなに?何のためについてるの?

ここで解説する知識を覚えておけば、もう悩まない!

拡張子がついているのは、ファイル種類を判別してアプリケーションを起動させるためなんです。
画像データでは、綺麗な写真は「jpg」、インターネットで使われているロゴや画像の多くは「png」、動くのは「gif」といったように特徴に合わせた拡張子がつけられています。

拡張子の意味や理由、よく使われる画像ファイルの拡張子5つを解説致します。

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拡張子とは?

拡張子はそのファイルが何のファイルであるのか判別するためにつけられています。
普段使っている画像やメモ帳などの様々なファイルには拡張子がつけられています。
ファイル名の[.]の後ろのことを拡張子と呼びます。

Hiro
Hiro

例えば、PDFファイルの名前がtestだったら[test.pdf]と保存される。

つまり、拡張子はpdfってことだね!

拡張子の表記は、4文字での表記も可能になりましたが、3文字表記が主流です。
それは拡張子を3文字以内で表記しなければならない時代があったので、今でも3文字で付けられています。

拡張子がつけられている理由

それは拡張子によって起動するアプリケーションが違うからなんです。
ファイルには「pdfファイル」「テキストファイル」「画像ファイル」など覚えきれないほど膨大な種類があります。

ファイル種別拡張子
PDFファイルpdf
メモ帳txt
画像ファイルjpg

拡張子によってファイルを判別し、対応したアプリケーションで起動します
ファイルをダブルクリックすると勝手にアプリケーションが立ち上がって開かれますよね。

つまり、下記のように動作しているのです。

  1. ファイルをダブルクリック
  2. 拡張子で判別してパソコンがアプリケーションを選択
  3. アプリケーションを起動
Hiro
Hiro

アプリケーションを起動するために拡張子がつけられていることが分かりました!

そういえば画像ファイルって、色々な拡張子を見るけど、どう違うの?

画像ファイルの拡張子について後述で解説していきます。

画像ファイルの拡張子

よく使われる画像ファイルの拡張子5選

よく使われる画像ファイルの拡張子を5つ厳選して特徴を下記に纏めます。
画像種類の説明は下記に解説しております。

拡張子用途特徴画像種類
jpg写真など色数の多い画像・1670万色のフルカラーに対応 ビットマップ
png写真、ロゴ、イラストなどの画像・背景透過もでき、Webサイトで広く利用されている
・インターレースに対応
ビットマップ
gifロゴやイラストなど色数が少ない画像・アニメーション機能を付けられる
・インターレースに対応
ビットマップ
bmp解像度が高い画像・無圧縮のため、画像劣化がほぼない ビットマップ
svg拡大縮小する写真、ロゴ、イラストなどの画像・画像の拡大・縮小をしても画像が劣化しない ベクター

綺麗な写真はjpg、インターネットで使われているロゴや画像の多くはpng、下記のように動くのはgif。

これが分かれば十分です!

インターレースとは?

インターレースは画像の表示形式の1つです。
インターレースとは画像全体を飛び飛びに描画して表示します。
データの一部を受信した時点で全体の粗い画像を描画し、徐々に鮮明に表示していきます。
「gif」と「png」がインターレースに対応しています。

ちなみに通常は画像を上から順に描画して表示します。
これをノンインターレースまたはプログレッシブ・スキャンと言います。

Hiro
Hiro

画像ファイルの拡張子にはそれぞれの良さがあるんだね。

画像種類のビットマップ画像とベクター画像ってなんだ?

ビットマップ画像

ビットマップ画像とは、ピクセルと言われる色情報がついた点の集合体の画像です。
画像全体が大量の点々のピクセルによって塗りつぶされて画像となっているんです。

つまり、300ピクセルのビットマップ画像であれば、点々の数が300個分で構成されている画像ってことになります。
点々の一点ごとに色を変化させることができるので、きめ細やかな色彩表現が可能になります。

デメリットはピクセル数が多くて画質が良い分、容量は大きくなってしまうことです。
また、画像を拡大するとぼやけたり、周りがギザギザになって見にくくなってしまいます。

ベクター画像

ベクター画像とは、画像の直線や曲線を数値として演算して、図形情報の集まりとして表現する画像です。
画像を拡大・縮小しても画質が劣化しないのは、サイズによってコンピューターがその都度演算するからです。

イラストやロゴマークは拡大・縮小が多くされ、様々な場面でベクター画像が使われています。
デメリットは画質の良い写真のような色数が多い場合、データサイズが大きくなってしまうことがあります。

まとめ

拡張子はファイルの後ろについている[.]の後ろ3文字のことを言う。

拡張子がある理由は、起動するアプリケーションを判断するため。

画像の拡張子は色々あるけど、綺麗な写真はjpg、インターネットで使われているロゴや画像の多くはpng、動くのはgif。

ビットマップ画像はたくさんの点々で表現されている。

ベクター画像は拡大・縮小しても劣化しない画像で拡張子はsvg。

これだけ覚えておけば困ることはないでしょう。
画像の特徴を細かく覚えておくのは大変なので、よく使うものだけ覚えておけば問題ありません。

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