[子育て世帯] 安全に暮らすため物件内見で必ず確認するべきポイント、持ち物と所要時間

コラム

「コンセントの位置どこだったかな?」

「カーテンの長さどのくらいだ?」

入居を決め、間取り図で引っ越し先の家具の配置を決めようと思った時、確認不足に気付くことありませんか?

意外と内見時に見落としがちなポイントは多く、入居するまでの準備に差し支えたり、入居してから後悔することがあります

私は引っ越しが好きで、今まで8回の引っ越しを経験していますが、過去に内見時に確認が足りていなかったことで大きな失敗を何度かしてきました

買ったベットが家に入らなかったり(搬入の問題)、冷蔵庫がカウンターキッチンに入らなかったことなどです

その失敗を元に下記の3つのテーマを解説します

  • 内見当日の持ち物5選
  • 所要時間
  • 内見時に必ずチェックしたいポイント

またお子さんがいるご家庭は子どもの足音がどの程度響くか、周りに住んでいる方の家族構成や物件周辺の安全性も大変気になるところです

実際に今回子連れで内見をしてみて(2021年6月)、その物件にいる子どもの様子や行動から気付いた点、住めない物件についても解説したいと思います

内見をしっかりすることで、その物件の良いところを最大限に生かすことが可能になります

内見を契約するかの判断材料にできるように確認事項を知っておきましょう

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内見当日の持ち物5選

内見は何件も回ることが多いかと思います

全て内見を終えた後に物件の記憶が曖昧であったり、ごちゃごちゃにならないように記録することが重要です

実際『1』以外は不動産屋さんが貸してくれますが、自分で持っていた方が便利ですね(以下参照)

  1. スマホ
    • 写真や動画撮影、方位の確認、水平計
  2. ペン
    • コンセント、TV線の位置や特記事項の記入
  3. メジャー
    • 部屋の長さ、カーテンレールや収納の長さ等の細かいところまで
  4. 図面
    • 実際の部屋と見比べたり、情報を書き込む
  5. スリッパ(靴下)
    • 不動産屋さんが用意してますが、気になる方は持参されるとよいかと思います
    • ↪︎借りる場合は靴下を履いていくのを忘れないようにしましょう

内見当日の所要時間

  • 物件の紹介から内見が終わるまで3~4時間程度みておきましょう(移動時間を除く)
  • 内見の物件1件につき、30~1時間程度かかります
  • 1日で3、4件を目安にしましょう

内見では間取り図だけでは分からない、お部屋の雰囲気や周辺の環境を見ることができますので、積極的にしましょう

<引っ越し先が「遠い」「時間がない」などの理由で直接行けない場合>

ビデオ電話などで不動産屋さんが代わりにお部屋を案内してくれますので、利用しましょう

内見の際チェックするポイント

『通常のチェックポイント』と『お子さんがいる家庭のチェックポイント』の2項目に分けて説明します

さん
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まず先に小さいお子さんがいるご家庭が確認するべきポイントについて解説します

<小さいお子さんがいるご家庭が確認しておきたいポイント>

まず前提としてお子さんは新しいお家に行くとはしゃぎます

連れて行くのは大変ですが、一緒に連れて行く事で見えてくるメリットデメリットがあります

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そのため、可能であれば一緒に行った方がその後の生活が想像しやすくなりますよ

〜階数に関わらず確認したいポイント〜 (順不同)

  1. 足音や声がどの程度響くか
    • 鉄骨造より木造の方が響きます
    • ↪︎子どもの足音を聞いたり手を叩く、壁を軽く叩いたりして遮音性をはかりましょう
  2. キッチンからリビングが見渡せるか、安全な配置か
    • ご飯を作りながら、子どもが何で遊んでいるか(勉強しているか)様子を確認できるのは大変助かります
    • ↪︎乳幼児がいる場合、柵が設置しやすいかも確認しましょう
  3. 部屋の境目に段差はないか
    • 部屋ごとに僅かな段差がある物件があります

〜2階以上の物件の場合〜 (順不同)

  1. 窓の転落防止柵が付いているか
    • 付いていなければ内側に設置する必要がある
  2. 窓のタイプは何か
    • 今回内見した物件に滑り出し窓(レバーをあげて奥に押し出す窓)があり、子どもが開けて落ちそうで怖かったです
  3. 階段の手すりや柵は安全か
    • 隙間がある場合はすり抜けて落下する危険性がありますので確認しましょう

〜周辺環境〜 (順不同)

  1. 玄関から出てすぐに「大きな交差点」、「道路」ではないか、安全か
    • 特に小さい子どもは大人が予想しない行動をとることがありますので、なるべくは避けたいですね
  2. 「自宅、保育園、最寄り駅」が通いやすい位置か
    • 特に共働き世帯は忙しい中の送迎になりますのでルートの確認は必須ですね
    • 小学生であれば通学路が安全なルートで通えるか
  3. 公園が近くにあるか
    • 公園は本当に頻繁に行きますね
    • 出来れば大きい公園が近くにあるのがベストですが小さくてもあると便利です

チェックするポイントは多いですがこれから住む家です

後悔しないためにお部屋と共有部分の隅々までしっかりと確認していきましょう

<通常のチェックポイント>

特に見落としがちな項目は赤文字で書いた項目です⬇︎

忘れずに確認しましょうね

  1. 玄関扉の確認
    • ↪︎チェーンはあるか
    • 覗き穴はあるか
    • ↪︎扉の施錠はダブルか
  2. 鍵の種類
    • 防犯性の高い鍵か
      • ↪︎表面に穴が空いているものか(ディンプルシリンダー)
  3. コンセント、TV線の位置
    • 家具の配置に関わる
    • 引っ越し当日大きな家具をどこに搬入するか決めておくため
  4. 冷蔵庫や洗濯機設置の場所と幅の確認
    • 冷蔵庫や洗濯機は置く位置の幅や奥行きが決まっている場合がありますので要確認
    • ↪︎(私は以前住んでいた物件で冷蔵庫がカウンターキッチンの中に入らずカウンターキッチンの前に置くという悲惨なことになった経験があります…)
  5. 収納スペース
    • ↪︎広さ、つっぱり棒の有無
  6. 寝室の広さ
    • ↪︎今持っている寝具やお布団が十分引けるか
  7. 水周りの清潔さ
  8. トイレやシャワーの水圧の確認
    • ↪︎シャワーヘッドは交換できるか
  9. 部屋、水周りの臭いは気にならないか
    • ↪︎前の方のたばこの臭いや排水口から臭いが上がってきていないか確認
  10. 日当たりは良いか
  11. 騒音は気にならないか
  12. キッチンの広さ
    • ↪︎流しや調理スペースは十分な大きさか
  13. カーテンの幅、長さ
  14. 騒音
    • ↪︎周りの住居人の家族構成など
  15. 防犯性
    • 柵や塀の高さはあるか、侵入しやすくなってないか
      • ↪︎窓ガラスの防犯対策がされているか
  16. 搬入経路の確認
    • 入り口の扉の幅だけでなく階段やエレベーター、窓を通るかも見ておきましょう
    • ↪︎持っている家電、家具の大きさが入るか要確認
    • これから購入する場合もお部屋に合うものを選びましょう
    • ↪︎(これも過去に住んでいた物件でベットが部屋に搬入できなかった経験がありますのでお気をつけてください)
  17. ベランダの広さ
    • ↪︎洗濯物は十分に干せるか
  18. 共有部
    • ↪︎ゴミ置き場、自転車置き場、駐車場、廊下などしっかり管理、整備されているか

契約するかはそこでの生活が見えるかどうか

事前のリサーチから内見まで、じっくりと2〜3ヶ月かけるもよし

人気物件や繁忙期は早い決断も良い物件を契約する必須条件になります

自分のスタンスに合わせて楽しく物件を選びましょう

子どもと一緒に内見することで、よりリアルな生活のイメージが湧きやすくなります

安心、安全を第一に自分の家族に合った良い物件が見つかるといいですね

そのためには日頃から住みたいエリアの情報収集を怠らないこと

積極的に、ポイントを押さえて内見をすることであなたの理想の暮らしが手に入るはずです

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