毎月の出費の大きな柱として『家賃、光熱費、通信費』があります
少しでも毎日の生活を豊かにするために固定費を抑えたいと思う方も多いのではないでしょうか
その中で一番大きな出費である『家賃』を少しでも下げられたら嬉しいですよね
そもそも家賃は入居するタイミングでは値下げ交渉した経験がある方も多いと思いますが、
入居中はどうなんだろう・・
入居中でも家賃交渉はできるのか?

できます!
ただし礼儀とそれなりの理由が必要になります
そもそも賃貸物件の家賃の決め方は下記で決まります(以下順不同)
- 広さや設備
- 築年数
- 駅までの距離や周辺環境の利便性
- 物件のデザイン性 etc..
この中で変動するものは築年数と周辺環境などが挙げられますが、
築年数は新築〜築30年頃までは変動あり、築30年以降は変動なしと考えてください
その理由は経年劣化により建物の価値が下り切ると残りは土地代=家賃となるためです
つまり家賃交渉しやすい物件は築30年未満の物件or周辺の環境が変わったなどの理由がある場合です
その他、周辺賃貸物件の相場と照らし合わせて交渉可能か判断して下さいね

なるほど
どんな人でも交渉成功する訳ではなさそうだね

そうだね
家賃交渉前に成功させるポイントを
もう少し詳しく知っておきたいなあ
家賃交渉を成功させるには
3つのポイントを抑えておきましょう
- マナーの良さ
- 交渉の時期
- 値下げを希望する理由
<普段からマナーの良い入居者が、値下げしやすい時期に、値下げはやむを得ないと思われる理由を元に交渉することが重要です>
そもそも大家さんからすると『家賃を下げることは収益が下がること』なのでなるべくはしたくないです
ですが同じ交渉でもマナーの良い方と悪い方なら、もちろん前者のマナーの良い入居者に長く住んでもらいたいと思うのは当然ですね

普段から
ゴミの出し方や騒音などには
気をつけておきましょう
<値下げ交渉しやすい時期>
- 更新のタイミングがベスト!
- 補足として、更新のタイミングではなくても家賃交渉はできます
- 閑散期(6〜8月)
- 大家さんからしても退去されると次の入居者がすぐ見つからず収益が下がるため

<ポイント>
- 相手も人です。横暴な態度ではなくお願いベースを忘れない
- 管理会社(不動産屋)を味方につける
<下準備>
- 同じマンション、アパートの最新の家賃を把握する
- 同じエリアで同じくらいの間取りや築年数の物件の相場を把握しておく
<値下げしやすい物件>
- 築年数が古い
- 空室がある
- 駅から遠い
- 階建の低い物件

上記を参考に契約更新の時期に
値下げ交渉にチャレンジすることにしました
[実践] 家賃交渉してみた
ポイントを抑え、不動産屋さんに電話をしました

値下げしていただけたら長く
住みたいと思っています
住んでいる物件の賃貸掲載履歴を調べたところ、他の部屋より高い家賃を支払っていたため
『同じ金額にできないか』交渉をしました
↪︎(長く住んでいる人の方が築浅の時に入居しているので、後から入った入居者より高い家賃を払っていることはよくあります)
明確な理由があったので勝算はあると思っていたのですが・・
結果はまさかの交渉失敗・・!

今までの家賃でお願いしたいわ
<理由>は、
『現状、他の部屋の家賃が下がりすぎてしまっているので、今後他の部屋の家賃を上げる予定だから』との回答でした
↪︎他の部屋の家賃が周辺相場より下がっていたのは空室を避けるためだと推測されます
たしかに周辺の家賃相場からすると既に底値物件ではあったので、やむを得ないですね
今後の改善点
最終的に判断を下すのは大家さんです
大家さんの立場になり、どんな入居者、理由なら値下げしてもいいかと思ってもらえるかを考え、伝えると良いのかもしれません
<次回への改善点>
- 物件のマイナス点は言わない(下調べはする)
- この物件に長く住みたいことをアピールする
- 相談ベースで言ってみる
ですが、交渉失敗=損ではないです
交渉にもし失敗したとしても家賃は今までと変わらず、経験値が付きます
今後のための経験や練習にもなるので、厳しい条件でも
成功したらラッキーくらいの気持ちで交渉してみるのも良いと思います
ただし<デメリット>として大家さんが同じ敷地に住んでいる場合など
顔を合わせる方は気まずくなる可能性があることは頭に入れておくと良いでしょう
また、住んでいる家の家賃を値下げ交渉するか、老朽化などであれば住み良い環境に引っ越すのか、様々な観点から考えた上で、納得のいく環境で暮らしていけるといいですね
